離乳食中期におすすめのメニュー!レシピや進め方。一日のスケジュールは?
離乳食中期は生後7~8か月頃の時期をいいます。食事の回数も、1日2回に増やしていくタイミングです。とはいっても母乳やミルク以外のものを初めて口にしてからまだ1.2ヵ月。まだまだ練習段階なので、赤ちゃんの様子をみながら進めていきましょう。
離乳食中期はいつから始める?
離乳食中期は生後7~8か月に始める方が多いです。とはいっても、アレルギーの心配がある方や、離乳食初期の進みがゆっくりの赤ちゃんは2回食に進めることを焦る必要はないでしょう。
2回食に進めるか迷ったら、以下のポイントをチェックしてみるのもよいでしょう。
- 1回食が1か月以上続いていて、赤ちゃんが離乳食に慣れてきている
- お口をもぐもぐ動かすようになってきている
- お粥・野菜・たんぱく質それぞれ数種類の食材が食べるになってきている
自我も芽生えてきて、離乳食初期は良く食べていたのに、突然食事を嫌がったりする様子が見られるお子さまも中にはいるかもしれません。
栄養をとることに重点を当てるよりも、食事の時間を楽しむことやお子さまとコミュニケーションをとることを大切にしてみると良いかと思います。
乳腺炎になりやすく、母乳過多の私は搾乳だけでは足りず、赤ちゃんに吸ってもらう必要がありました。そのため、ゆっくりめのペース(離乳食初期生後6か月中盤~、中期生後8か月後半頃)で進めていましたが、病院での検診でも問題なかったです。
とはいっても同じ月齢の子はどんどん離乳食が進んでいて、不安な気持ちもありました。そんな時、助産師さんに相談したところ、「赤ちゃんとお母さんのペースで進めて大丈夫」ということでした。
また毎日でなくても調子がいい時は2回食にするというように、1週間に数日は2回食の日をつくり徐々に増やしていくという方法でもいいということでした!
離乳食中期はどんなものをあげる?かたさや大きさは?
お粥は7倍粥~5倍粥。赤ちゃんや便の様子を見ながら少しずつせ水分を減らしたおかゆにしていきます。中期の初期は少し粒が残る程度にすりつぶし、慣れてきたらすりつぶさずにできたままのおかゆをあげていきます。
お野菜は舌でつぶせる固さ(お豆腐くらい)大きさは2ミリ角くらいからはじめ、徐々に3.4ミリ角と大きくしていきます。
かたさや大きさのイメージをつかむために、離乳食中期のベビーフードを試してみてもいいかもしれませんね♪ベビーフードは細かく月齢が分かれていて、アレルギー情報も明記されているので安心してあげることができます!
私がよく利用していたベビーフードはこちらです。
価格:4,212円 |
ドラッグストアやスーパーなどでは売っていませんが、子供用品専門店や「こだわりや」など自然食を扱うお店には置いています♪
離乳食中期の1回の量はどれくらい?
メニューはおかゆ+野菜+たんぱく源(豆腐・魚)を基本とします。
☑主食(いずれか)
お粥 50~80g
うどん 50~80g
パン 15~20g
💡パンはそのままではまだ食べにくいと思います。耳をとって白い部分だけをミルクなどと炊いて、パン粥にすると食べやすくなります♪
☑野菜
20~30グラム
☑タンパク質(いずれか)
お豆腐 30~40g
肉/魚 10~15g
乳製品 50~70g
全卵 1/3
卵黄 1個
💡2回食の場合、特にタンパク質に関しては別のものをあげましょう。
離乳食中期のおすすめメニューとレシピ
2回食であれば、まったくおなじものよりも、多少メニューを変えた方が赤ちゃんも楽しむことができるでしょう。
☑炭水化物
7~5倍粥(お米1に対してお水7~5)が基本ですが、中期の後半ころには食パンやおうどんに挑戦していくのもいいでしょう。
💡おうどんは冷凍うどんや半生うどんはこしがつよいので、冷蔵のゆでうどんがおすすめです。レンジでチンした場合は塩分を洗い流し、小さく切り刻みましょう。塩分不使用のものもありますよ!
💡乳・卵を食べていないうちは、食パンの原材料に注意して選びましょう。
☑野菜
特に葉物は微塵切りでは食べにくいことも。お粥にまぜるとたべやすくなりますよ♪
あまり好まない食材は、サツマイモやかぼちゃ・りんごなどの甘いものと一緒に混ぜてあげるとたべてくれることも♪
☑たんぱく質
お豆腐や白身魚に加えて、ひきわり納豆・鮭・鶏ささみ肉なども挑戦していってもいい時期です。
💡納豆のねばねばが食べにくいことも。湯通しするとねばねばが抑えられます。
💡片栗粉でとろみをつけたり、お粥と混ぜると食べやすくなります
だし汁をつかって味に変化をだしてみるのも☻だし汁は製氷皿で冷凍して小分けにすることもできるので毎日作らなくもOK♪
顆粒ダシは塩分が多く含まれているものもあるので、できるだけ鰹節・昆布・しいたけなどから取りましょう。お野菜を煮込んだスープも野菜スープとして利用できます♪
私自身、離乳食をつくるまでは顆粒ダシを使っており、「だし汁をとるのってハードルが高そう」と感じていましたが、全然そんなことはなかったです!塩分もひかえることができ、お味ももちろんいいので、離乳食を終えてからもだしをとるようになりました♪
クックパッドとても参考になります!
昆布屋が教える!10分昆布だしの取り方③ by やまひここんぶ
☆水出汁☆(水だし) 〜かつおと昆布〜 by ☆栄養士のれしぴ☆
離乳食中期の1日のスケジュール
我が家のスケジュールを紹介します。
7時 起床・授乳
9時 朝寝
30分~1時間で起床・授乳
11時 授乳→離乳食→授乳(新しい食材をためす)
12時半 お昼寝
2時間前後で起床・授乳
16時半~17時頃 離乳食(慣れた食材)
17時半 お風呂・入浴後授乳
19時 就寝
22時~23時頃 授乳
私が気を付けていたことはこちらです。
☑新しい食材を試す場合は初期と同じく病院の空いている時間にあげること
☑水分補給もかねて、起床後や入浴後は授乳をする
離乳食初期と同様に、新しい食材にチャレンジするときには病院の空いている時間にしましょう。
離乳食をよく食べる子は授乳量(水分量)が減って少し便秘気味になることも。起床後や入浴後を授乳のタイミングにして水分量をしっかり確保できるように気をつけていました。
上記のスケジュールは理想的なもので、実際には朝寝・お昼寝がうまくいかなくて前後することももちろんありました。とはいっても基本的には昼食と夕食を離乳食の時間に、授乳はスキンシップの時間として毎日たっぷりしていました。
また我が家の外食デビュー(ランチタイム)も離乳食中期でした。外食をする時には授乳や新しい食材を試すことはせず、慣れているベビーフードを食べさせていました。
まとめ
赤ちゃんもママも初めての離乳食。気づかぬうちに頑張りすぎてしまっていませんか?
食べない不安や成長の心配がある時にはは市の子育て支援課で栄養士さんや助産師さんに相談できる窓口もあります!保育園の子育て支援センターなどでも保育士さんが相談に乗ってくれますよ♪
2人目の離乳食を終えた私が感じるのは、もっと力を抜いてよかったんだなということ。
徐々に母乳以外からの栄養も必要になってくる頃ではありますが離乳食の時間が親子ともにストレスにならないように楽しんでくださいね!